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知的には遅れがない障害です
高機能広汎性発達障害は、知的には特に問題がなく、むしろ標準よりも高い場合が少なくはありません。
広汎性発達障害で知的に遅れがある自閉症や自閉傾向のある人と幼少期は、よく似た発達段階を踏んでいきますが、自閉症・自閉傾向の人によく見られる、強い行動面・興味・食事などにおいてのパターンや種類にこだわってしまう「こわだり」や、言葉に遅れが強く見られなかったとしても、会話が一方的であったり、興味のあることや自分の話しかできない、集団の中に溶け込めにくいといったコミュニケーションに悩みを持つといった特徴があります。コミュニケーションに悩みは誰にでもつきもであると思われるかもしれませんが、他人の感情をうまく読みとらえることが難しい彼らにとって、大きな問題なのです。
コミュニケーションをとることが難しい
高機能広汎性発達障害と診断された人たちにとっては、社会・集団の中でのいろんな規則・ルールを自分の中でうまくとらえることが難しく、それを表現することにも、かなりの時間を要するといったストレスをとても抱えて過ごすことになります。また、相手の感情を察するのも苦手ですから、誤解されやすいし、誤解もしやすく、普通の人以上に社会的に自立をするということでは大変厳しいのです。これは、知的な障害を持つ人よりも、ある意味、大変なことではないかと思われます。
人間というのは、言葉に壁があったとしても、心の交流を交わすことで、お互いを理解する能力があります。ですが、気持ちを読み取るのが苦手な高機能広汎性発達障害と呼ばれる人たちは、そういったコミュニケーションが苦手ですから、やはり生きていくために大変試練があるのではないかと思われます。
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